駅前ミニ千年あかり

11月28日(土)・29日(日) に日田駅で「駅前ミニ千年あかり」が開催されました!

千年あかりとは

水と森林が美しい、大分県日田市で毎年開催されるお祭り「千年あかり」
花月川や豆田町に、約3万本の「竹灯籠」の幻想的な景色が広がります…

千年あかりは、臼杵市の「竹宵」・竹田市の「竹楽」と並び「大分三大灯り」と呼ばれています。

このお祭りの始まりは、市指定保存樹林に侵入した竹によって、森林が破壊されるのを防ぐため、伐採した竹を竹灯籠として再利用したことがきっかけでした。

林業が盛んな日田の自然を守りたいという、地元の人たちの想いで15年続いています。

毎年、地元の企業やボランティア団体など多くの人たちによって、運営されてきました。

駅前ミニ千年あかり

開催地は日田駅前の広場。約70本の竹灯籠の他、光のトンネル・光のオブジェ、日田青年会議所のクリスマスツリー、屋台が盛り上げました。

今年は、日田祇園祭や日田天領まつりなど、新型コロナウイルス感染症の影響でさまざまなイベントが中止になり、千年あかりも中止になっていました。

そのような中、あかりを閉ざしたくない
日田商工会議所青年部」「エント(株式会社ENTO)」で「駅前ミニ千年あかり」を企画。予算がない中、日田商工会議所青年部は、夜な夜な竹灯籠の準備をして下さいました。

そのお陰で伝統を絶やすことなく来年に繋げることができました。

光のトンネル・光のオブジェ

日田商工会議所青年部が制作した「光のトンネル・光のオブジェ」をご紹介。

◆光のトンネル
竹のアーチをいくつも連ねてできたトンネルに、あかりを吊るしたデザイン。子供達が何度も走り抜けて、楽しそうな姿が会場を明るく賑やかにしてくれました。
また多くの人が写真を撮り、静かに見入っていました。

◆光のオブジェ
竹を縦に割いてしならせた先に、あかりを灯したデザイン。
あかりの花が咲いたようで、去年に引き続き来場客の目を引いていました。

日田青年会議所のクリスマスツリー

日田青年会議所が企画した「日田Re:Light」のクリスマスツリーが、千年あかりに華を添えました!

令和2年7月の豪雨災害を受けた日田杉。捨てるのは惜しいということで、素敵なカタチになりました!設計や設置まで時間をかけられたツリーは、日田杉がこの町の宝であることを、改めて感じさせてくれます。こちらはしばらく駅前でご覧いただけます!

イベントを盛り上げる太鼓とグルメ

演奏と屋台もイベントを盛り上げていました!!

「天領ひた龍神太鼓」
の演奏は、お祭りの時のように高揚させてくれました!

飲食ブースでは、夜市でお馴染みの「stepscolor」「野良cafe」「ごうや亭」が出店され、更に「大原屋」「日田商工会議所青年部」も加わり、カレーなど温かな食べ物や飲み物が提供されていました。

今年7月に水害に遭った天ヶ瀬町からは、「天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト」で復興に向けて活動をされている、「移動式銭湯天真」「旅商人」が駆けつけてくれました!

「移動式銭湯」はトラックの荷台で足湯が体験できます!
天ヶ瀬温泉から運んできた温泉は、寒い夜にぴったりで喜ばれていました。まるで縁日の屋台のような外装は、夜に目立ち会場を明るくしてくれました!

旅商人では、抹茶を使った飲み物を提供。移動式屋台では珍しい、本格的なお抹茶もありました。抹茶ラテは茶碗の中にミルクを入れて、茶筅(ちゃせん)で立てるこだわり!
作っている様子を見ながら、フレンドリーな店主とお話するのも一興でした。

来年もあかりが灯るように‥

例年は3万本もの竹灯籠のあかりが灯る、大規模なイベントです。

文字と模様の彫刻が施された
様々な形、竹の中に色を塗った様々な光があり、バリエーション豊かでとても見応えがあります。

竹灯籠で灯された、花月川の川辺と、豆田町の歴史的な街並みは絶景です!
豆田町には多くの露店が立ち並び、あかりを眺めながら飲食も楽しむことできます。

来年の千年あかりに是非是非お越しください!!

花月川沿いの様子(日田市役所ご提供)
炎のあかり(日田市役所ご提供)
2019年「千年あかり」の様子(日田市役所ご提供)

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