インターン生から見たENTO

大分県日田市にあるSTAY+CAFE ENTO。そんなENTOでは、人と人をつなぎ地方創生を行う会社として様々な取組みをしています。

昨年の12月4日に日田のENTOで行われました、「人とモノ、コトをつなぐ ENTO Runs ツアー」に参加しました、ENTOでインターン中の福岡大学商学部商学科3年の上野友揮です。

地域資産を価値に変える方法と題して、今回はゲストの博報堂ケトルの日野さん、株式会社タムタムデザインの田村さん、株式会社ホーホゥの木藤さん、伊藤憲吾建築設計事務所の伊藤さん、株式会社十条の瀬戸さんを迎え日田の林業、木材産業の過去、未来についてのトークイベントが開かれました。また、トークイベントの前には、日田見学ツアーということでベストリビングさんとマルサク佐藤製材さんに伺い、工場見学などを通して日田の林業の現状などについてのフィールドワークを行いました。

ベストリビングさんをフィールドワーク
マルサク佐藤製材さんをフィールドワーク

トークイベントでは、そもそもなぜ日田で林業が盛んになったのか、現在の林業の現状についてなど、日田で林業に携わっている瀬戸さんに対して様々な質問が飛び交っていました。そんな中、キーワードとしてよく出ていた言葉が製材所と建築家を直接つなげることができないかということです。日田の質の良い材木を使用してもらうためには、建築家の方に直接気の良さを知ってもらう機会が作れないのかということです。「建築家が製材について勉強する、製材所が建築について勉強をするという考え方は重要である」と日野さんはおっしゃっていました。そのように製材の良さを直に知ってもらうことで日田の木材の価値が上がっていくのではないかと感じました。

このコロナ禍でオンラインも発展した現在、オンラインを駆使してそのようなイベントができないかという企画が始まりそうでワクワクしました。

私がこのイベントを通して感じたことは、地域資産の新たな付加価値を生み出すことは一筋縄ではいかないが、その先には、まだ見ぬ可能性があるということであります。そのためには地元の人が自分たちが持っている資産の価値に気づくこと、そして誇りを持つことが大事であると感じました。やはり自分たちの足元にあるものは当たり前のものと思われがちなのですが、外から見たものからするとそれは、他に取って代われないほど素晴らしいものであります。

今回のトークイベントではそんな日田の地域資産の価値、活用方法について様々な視点からの意見が飛び交っており、ワクワクしながら聞いていました。これから日田の資産が新たな関わりの中で付加価値が生まれていくのか楽しみです。

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